BBQ上級インストラクターバッジ

私事ではありますが、先日、年に一度行われる日本バーベキュー協会の
「バーベキュー上級インストラクター検定」を受験しまして、なんと合格しました。

バーベキュー上級検定を受けるにあたり、いろいろとご協力頂いた皆様、本当にありがとうございます!!

上級資格取得者は、BBQ初級インストラクター合格者を対象とした検定試験となり、バーベキューの指導者になれるレベルを目指すもので、合格者は現在までは48名しかいないほどの難関です。検定内容は、90分の実技のテストと筆記試験があります。

weverグリル

実技テストは、一人につき一つのウェーバーのBBQグリルが与えられ、火起こしから、前菜・鶏肉・ステーキ・野菜・フルーツなどの調理、そして最後の片付けまでが審査対象となります。複数の検定員が、各ポイントを細かにチェックし減点方式で採点されます。何よりも難しいのは、制限時間内でこれら全てを行う事です。

BBQ検定会場

私の場合は、火おこしにかなり時間が掛かり、貴重な時間を初っぱなでロスしてしまいました。炭の火おこしには専用のチムニースターター(火おこし器)を使用するのですが、着火の火種が「新聞紙のみ」となっており、それに加えて普段使わない炭だった為に、着火が遅れてしまいました。今思えば、火おこし器への風の導入と、火種の確認を冷静にしっかりとしておけば、もう少し短時間で出来たと思います。炭の配置や、肉・野菜などは、なんとか効率よく一気に焼き上げて、制限時間ぎりぎりセーフで実技を終えました。

上級BBQ検定会場

筆記テストは、こんな事まで出題してきますか!というような問題が多く、初級検定とはやはりレベル違う事を実感。合格しているのが、不思議なくらいです。

そして、数日前にバーベキュー協会から合格通知が届き、バーベキュー上級インストラクターの認定証書を受け取りました!
BBQ上級インストラクター

バーベキュー協会からの総評では、数年まえよりも上級試験を受験する人のレベルが上がってきているとの事で、それにより合格率も上がってきているようです。今回の上級試験では、17名が合格し、合格者は計65名となりました。バーベキュー協会は、安全性や衛生面の管理と、美味しい料理を提供することは、BBQのエンターテイメント性よりも重要だとしています。これらが、検定内容にも反映されている事は、数多くのチェックポイントで実感しました。

BBQの肉

私にとって今回の試験は非常に難しく、なかなか思い通りにいかずに悔しい思いをしましたが、もっとBBQの技術と知識を身につけようという気にさせてもらえました。
検定前のBBQの猛練習に、検定前日の仕事終わりの夜行バスで大阪から東京への移動も、今思えばよくやったなと。。

たかが、バーベキュー。
だけど、とっても楽しいバーベキュー。

そんな、楽しいBBQをもっと楽しいものに出来たらなと、日々考えている中でのBBQ上級検定は、とっても刺激的な体験でした。

BBQマスター
バーベキュー協会会長の下城さんと。
日本バーベキュー協会
【バーベキュー上級インストラクター検定とは】
日本バーベキュー協会が行なっている、BBQ初級インストラクター合格者を対象とした検定試験となり、バーベキューの指導者になれるレベルを目指すものです。カリキュラムには、牛肉、豚肉、鶏肉、シーフードなどの基礎知識と、バーベキューレシピ、ソースレシピ、アフターバーベキューなど。検定の実技試験では、火起こしから、炭の配置、肉や野菜の調理、最後の片付けまでを審査します。合格者は、JBBQA上級インストラクター証明カード、JBBQA特製のバーベキューインストラクターバッジが授与されます。