BBQマスターが教える。BBQ幹事がやるべき5つのこと

BBQマスターで、みんなで焼肉ドットコムの店長の高中です。
当店では、毎月BBQイベントを行っています。当然、私がイベントの幹事を務めるのですが..

実は私、「BBQ幹事がすごく嫌い」なんです。

 

その一番の理由は「面倒」だから。

そうなんです。 場所選びに、日程の調整、参加者の集め、BBQの準備、などなど。
BBQ幹事はたくさんやることがあって、とにかく「面倒」なんです!

でも、なぜ面倒なことまでして幹事をやるのか。

それは、バーベキューがめちゃめちゃ楽しいから!!


そして、誰かが幹事をやらないと、楽しいBBQは始まらないんです!

というわけで、幹事嫌いの私でもできた、BBQ幹事をやる上でのコツや注意するポイントを


「BBQマスターが教える。BBQ幹事がやるべき5つのこと」 として公開します。

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1.BBQの場所選びはすごく大事


BBQの場所

まずは、BBQの参加者集めと思いがちですが、実は「場所選び」が先です。

それは、場所によっては参加人数が限られる場合がありますし、車でないと行けない場所だと来れない人もいるかもしれません。
また、設備の有無などで準備するものも違ってきますね。

場所選びのポイント
  1. BBQ利用可能期間、利用可能時間(営業時間)、定休日
  2. アクセス(車の場合は駐車場もチェック)
  3. 用具持ち込み (可、不可、レンタル)
  4. 炊事棟・調理可能な水場
  5. 食材の販売(現地調達なら近辺のスーパー、お店など)
  6. 使用・利用の金額
  7. トイレの有無

特に「3.用具持ち込み」で準備するものが全く違ってきます。
場所によっては、コンロなど全てレンタルできるところもありますし、持ち込みとなるとバーベキューコンロの購入や現地まで持っていくための人手や車の手配なども必要になってきます。

また、「7.トイレの有無」は、小さな子供がいる場合は近くにトイレがあるのか必ず認しておきましょう。

【おすすめ】東京・大阪でBBQが楽しめる場所をご紹介


2.BBQの告知と出欠確認をスムーズに行う


BBQの時間調整

場所を決めたら、BBQに参加してほしいメンバーへの告知です。

告知は、人数が少ないなら電話やメールで良いと思いますが、多い場合は大変です。

ですが、その前に問題があります。
それは、BBQを何時するかということです。

自分が参加できる日時にすることはもちろん、やっぱり一人でも多くの人に参加してもらいたいですよね。

そこで、みんなの日程を調整したい時に使える WEBサービス をご紹介します。

日程を調整したい時に使えるサービス

携帯電話でも使えるものがほとんどなので、PCを持ってなくても大丈夫です。
また、使い方はどれもとても簡単で、電話やメールで何度もやりとりするよりも、かなり楽になります。個人的には、操作が一番簡単な リクルートの「調整さん」がお勧めです。


3.BBQの道具と食材の準備


BBQ道具の準備

場所、日程、人数が決まれば、道具や食材の準備に取り掛かりましょう。
道具は前週または3日前、食材は前日までに用意します。

道具持ち込みでBBQする場合に、必要なものです。

BBQに必要な道具リスト
  1. バーベキューコンロ
  2. 網、鉄板
  3. 着火材
  4. チャッカマン(ライター)
  5. 炭バサミ
  6. 軍手(手袋)
  7. レジャーシート
  8. テーブル
  9. 調理用のトング
  10. クーラーBOX(ケース)
  11. 保冷剤(氷)
  12. 水タンク
  13. お皿、コップ、箸
  14. スポンジ、タワシ、洗剤
  15. ゴミ袋(多めに)
  16. ウェットティッシュ
  17. 救急道具(火傷、切り傷)

バーベキューコンロや炭などは、当然必要なんですが、
特に「調理用のトング」、「ゴミ袋」は忘れないようにしてください。

調理用トングは、食中毒にならない為にも、生のお肉を掴むときに使うようにしください。
そして、食べる箸では生肉や野菜などを掴まないように注意しましょう。
また、炭が熱くなっていると、コンロの中央の食材などは、箸では熱くてひっくり返せません。
なので、長めのトングだと、かなり快適に食材を焼くことができるのでお勧めです。

ゴミ袋は、食べかすや、紙皿、飲み物のペットボトル、缶などを、分別して捨てる必要があるので多めに用意しましょう。

次に、あると良い物

BBQするとき、これがあるといい
  1. バーナー (カセットボンベ付) 着火にかなり役立ちます。
  2. うちわ  着火後に扇ぐことで火が起こりやすくなります。
  3. イス  座って食べる場合や、一休みするのにあるといいです。
  4. テント  休憩や荷物置き用。
  5. タープ  日光や雨をしのげます。

夏の時期は日差しがきついのと、熱中症に気をつける為にも、タープやテントなど日陰になる場所を確保するようにしてください。

また、これら BBQに必要な道具を一覧にしています
こちら からPDFファイルをダウンロードして、準備する際にご活用ください。

次は、食材です。

BBQの食材(メニュー)も、とても悩むところです。
牛肉、豚肉、鶏肉、ウィンナーや野菜など、基本的にはみんなが好むものを選びたいとは思いますが、ここはズバッと食材は幹事が決めてしまいましょう
私がお勧めするBBQ食材は、次のものです。

(本格なBBQメニューではなく、日本で好まれる焼肉スタイルのBBQメニューです(^^)/)

BBQ食材
  1. 牛肉(焼肉用にカットしたもの)
  2. ブタ肉(スペアリブ)
  3. 鶏肉(焼き鳥)
  4. 魚介類(ホタテ、エビ、イカなど)
  5. ウィンナー (子供に人気)
  6. 焼きおにぎり
  7. キャベツ
  8. ナス
  9. ピーマン
  10. とうもろこし
  11. 玉ねぎ
  12. ニンジン
  13. エリンギ
  14. さつまいも
  15. アスパラ
  16. トマト
  17. にんにく(すごくお勧め)

基本、野菜は何を焼いて美味しいと思います。
特に、ネギや玉ねぎなどは少し外が焦げるぐらい焼いたほうが、中がトロっとろで美味しいです。

そして、タレや塩コショウなどの調味料も忘れずに!

また、私がよく聞かれる事として、
「お肉の量をどれだけ用意すればいいですか?」 というのがあります。

お肉以外の食材の量にもよりますが、焼肉をメインとした場合の目安は、

男性なら300g、女性は200gでお肉を用意すれば丁度良いと思います。

また、野菜などは事前にカットしておきましょう。そのほうが、スムーズにバーベキューが始められます

朝、もしくは昼からBBQをするなら、前日の夜にカットして冷蔵庫に保存しておくとよいでしょう。


4.BBQ当日は早めに行って準備する


BBQの時間

幹事さんはBBQ開始の30分か一時間前には、現地に着くようにしましょう。
コンロ、テーブルの組み立て、炭の火起こし、そしてBBQメンバーからの連絡など、幹事は始める前からやることがたくさんあります。

ここでおすすめめするのは、
BBQをするメンバーの何人かに、当日手伝ってもらえるよう事前にお願いしておく事です。

幹事だから全て自分一人でするのではなく、仲間に手伝ってもらってやるほうが断然スムーズにいきます。
これは、道具や食材の調達でも言えることなので、
みんなで楽しむバーベキューなら、みんなに協力を求めて当然です


5.BBQの後片付けは最低限のマナー


BBQの時間

BBQが終了してからの後片付けは、マナーとしてとても大事です。
特にゴミと、炭の後片付けに気をつけてください。最近、ゴミ投棄などが原因で、BBQできる場所がどんどん減ってきています。BBQ後は、みんなにゴミの整理や分別なども手伝ってもらいましょう。

場所によっては、ゴミ捨て場や炭を捨てる缶などがありますが、ない場合は持ち帰って処分するよにします。炭に関しては、「炭つぼ」などを用意して持ち帰って処分するか、または再利用するとよいでしょう。

以上、簡単ではありますが、
「BBQマスターが教える BBQ幹事がやるべき5つのこと」でした。


最後に、私が思うBBQ幹事にとって必要なことは


・準備を万全にする

・誰かに協力をお願いする

・みんなへの気配り

幹事というのは裏方です。
みんながBBQを楽しんでもらえるように、準備して気を配ってしんどい事ばかりです。

でも、みんなが楽しそうに笑って、おいしそうに食べているのを、自分が演出できたと思えば、
それはあなたにとっても、最高の1日になるんじゃないでしょうか。

そして、思った以上にみんなは手伝ってくれます。
かなり酔ってたら別ですけどね(笑)

では、BBQ幹事を楽しんでください。

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